仕事で行き詰まったり、悩んだり、 傲慢になったり怠慢になったり、 嫌になったり、投げ出したくなったり、 そんな時に、 ふと我に帰らせてくれるのは、 いつも応援してくれる人。 自分の事しか考えない時期もあったりする。 でも、 自分の芝居を楽しみにしてくれている人がいる事を思うと、 一瞬で我に帰る。 それを気付かせくれるのは、 いつも応援してくれている方々。 我々は、 人を楽しませる仕事。 それを楽しみに仕事や日常を頑張る人、 芝居を趣味としてくれている人、 もしかしたら生き甲斐にしてくれている人、 遠くから時間もお金も費やして来てくれてる人、 観に行きたくてもいろんな事情で来れない人、 我々役者の為に、 チケット代以外にお花や、差し入れ、お手紙、プレゼントなど応援してくれる人。 これらの事を思えば、 自分たちの仕事がどれだけ重要で責任のある事か。 人を楽しませる事は、 簡単ではない。 頑張れば人を楽しませる事が出来るかと言えば、 そうではないかもしれない。 頑張る姿勢を見せる仕事ではないから。 だからこそ、 誰でも出来る仕事ではないし、
「夢を与える仕事」なのだと思う。
楽しみにしてくれている人たちを、 心底楽しませるのが我々の責任。 芝居を見て元気を与えるのがエンターテイメントの根源なのだから。 感謝の気持ちを忘れず、 これからも日々精進。